銅線買取の基礎知識!買取価格がアップするポイントは?
銅線は多く電線として使われている
銅として身近なものに10円玉がありますが、銅金属はオレンジのような色をしています。
銅は電気を通しやすい金属で、電気抵抗が少ない金属です。金、銀の次に電気抵抗率が低く、さらに金や銀と比べると単価が安いので、銅線は電柱に張られる電線として使われ、電化製品や工場の電線としても使われます。
金属の中でも柔らかいので、加工しやすく曲がりやすいという特徴もあり、これも銅が電線として使われやすい理由になっています。
銅線買取価格相場は?
銅の買取価格は、銅線の種類によっても違います。
別名「ピカ線」と呼ばれる1号銅線は、直径が1.3mm以上の銅線で、被膜のない不純物なしの100%銅で出来た銅線であり、買取価格は1kgあたり、505円から630円です。
2号銅線と呼ばれる、被膜なしではあるものの酸化などで劣化した銅線は、1kgあたり505円から610円です。
どちらの場合も、どの買取業者でも、1kg単位での買取となり、少量での買取はしていません。
銅線買取価格がアップするポイントは?
買取価格を高くするならば、まずは銅線の被膜を取り、ピカ線と呼ばれる銅がむき出しの状態にして、ピカピカに磨くことです。これは手作業でも可能です。
ボルトやさびが付いているなどあれば、取り除いた方が良いでしょう。他の金属と混ざっていないほど、買取価格は高くなります。
また少量よりも、一度に沢山売った方が買取価格は高くなります。毎月一定量銅線のスクラップが出るならば、毎月納入すると契約すれば、買取価格を高くしてくれます。