福島でも買取可能な非鉄金属とはどのようものに使用されている?
自動車に使用される非鉄金属
自動車はボディやシャーシに鉄鋼材料が多く使われてきており、近年のエコ対応などにより車に使われる金属の70%と若干割合が減っています。
非鉄金属としては、銅やアルミニウムが9%使われ、残りはプラスチックやゴム、ガラスです。車のボディは、カーボンや樹脂が使われ、日本車だとアルミニウムはほとんど使われません。
エンジンにアルミ、コンピューター回路にレアメタルと、鉄以外の金属も使われる部分は多くなってきました。
家電やIT機器に使用されている非鉄金属
家電やIT機器に使用されている非鉄金属として、大きな割合を占めるのが銅とアルミです。
銅は配線に使われており、アルミは筐体として使われます。特にIT機器だと、アルミ製の筐体は多いです。アルミは放熱版としても使われ、銅はエアコンの配管としても使われます。その他は基板用として、金や銀、パラジウムなどの貴金属が使われ、鉛はあまり使われていません。
全体的に筐体、配管や配線、電子回路などが、非鉄金属が使われる部分です。
非鉄金属は海外からの輸入に頼っている
非鉄金属の需要は年々増えていますが、採掘できる鉱山は限られています。残念ながら、日本国内では採掘できる鉱山は少なく、国内の需要をまかなうほどではありません。
そのため、非鉄金属は海外からの輸入に頼っており、原料の鉱石を海外から輸入します。海外でも発掘できる鉱山はすでに開発が進んでおり、ここから採掘されたものを輸入しています。
そのため、輸入時は市場価格や為替の影響を受けやすいです。日本では大量に消費するので、大量輸入が必要です。