スクラップ買取で業者に回収してもらえるものはどんな廃材?
スクラップとして買取できる金属の種類
スクラップとして回収できる金属として代表的なものは銅で、金属の中でも買取価格が高いです。
真鍮には銅が65%、青銅には銅が80%含まれているため、やはり買い取り価格は高いです。銅線である廃電線も銅として買い取りできます。
その他、給湯器の銅の釜、銅やアルミのラジエーター、アルミニウムホイールやサッシのアルミニウム、アルミ缶、シンクや暖房器具のステンレス、鉛蓄電池や鉛バッテリーなどの鉛、パソコンの基盤やCPUの金属、など多くの金属が買取可能です。
スクラップ買取の流れ
まずは業者まで連絡し、何を買い取ってほしいか確認します。持ち込みの場合も回収希望の場合も、どちらもあらかじめ連絡が必要です。
持ち込む場合は、業者の会社まで持ち込むと、検収・計量後に買取金額の見積もりとなり、その場で買取代金がもらえます。
回収してもらう場合は、まずは出張見積もりをしてもらい、その場で簡単に検収がおこなわれた後、問題がなければ業者の会社まで運ばれます。その後あらためて検収・計量となり、見積もり金額について業者から連絡がきます。見積もりに合意すれば、振り込みで買取代金が支払われます。
買取したスクラップはどのようにリサイクルされる?
買い取りしたスクラップ金属は、それぞれ分類されます。選別加工、切断プレスなどおこない、皮膜やプラスチックなどの金属以外のものは取り除き、すべて金属のみにします。
買い取りした品目は、まずは手で選別し、粉砕や溶断などおこないます。この中間処理を経て、それぞれ金属ごとにリサイクル業者まで運ばれて、リサイクルされ再生品となります。
買取品は金属ごとに分類する過程でプラスチックなども分類し、リサイクルに回されます。