福島でも行われている真鍮買取!どんな場面で需要がある素材なの?
真鍮=銅と亜鉛の合金
買取してもらえるスクラップのなかには真鍮と呼ばれるものもあります。「しんちゅう」と読むもので、性質としては銅と亜鉛を合わせた合金で、5円玉の硬貨に近い色をしている部品です。
一見真鍮のようでも銅と亜鉛以外が含まれている物質は込真鍮(こみしんちゅう)と呼ばれ、同様に買取してもらえますが金額は下がります。
似ている物質としてステンレスや青銅と錫の合金である砲金(ほうきん)などがありますが、仕分けることが難しいことから別の物質が混ざっていると買取不可となるのが一般的です。
真鍮を人類が使用してきた歴史は長い
真鍮は現代の製造で生まれた特殊な物質ではなく、古くから人類が使用してきた歴史があります。
真鍮がもつ特性は腐食しにくい上に形状の加工がしやすいという点です。扱いやすい便利な物質であることから、仏具や芸術品といったジャンルから船や家具にも利用されています。
用途が非常に幅広いことから、金属リサイクル業種にて取引されているのです。真鍮という言葉を知らなくても、実は一度は目にしているという方がほとんどでしょう。
日常で真鍮が役立っている場面
上記で挙げた他にも真鍮を原材料としているケースは幅広いです。
一見すると黄金のようにも見える風味のある色をもつことから、アンティーク製品やネックレスなどのアクセサリーなどで色を活かして使われていることも珍しくありません。
他にも水道の蛇口やガスの栓といった部品、さまざまな大きさのナット、コインやメダルなども真鍮でつくられているケースが多くあります。実は日常生活の上でたくさんのシーンで役立っている金属なのです。