いわきでピカ線買取を依頼したい！なぜそのままの電線よりもピカ線が人気なのか

電線は被膜で覆われている

いわきなどでピカ線買い取りを検討している方は、なぜ普通の電線よりもピカ線のほうが高価なのかと疑問に思う方もいるかもしれません。そもそもピカ線は被膜で覆われている電線のなかにある線なので、被膜を剥いでピカ線にしようとするとその処理費用がかかってしまうのです。

非鉄金属スクラップを大量に扱う業者であれば電線剥離機などを使用して被膜を剥いでいきますが、その設備がない業者であれば普通の電線だと取引できないこともあります。

ピカ線は純粋な「銅」

ピカ線は被膜のある電線のなかでも純粋な銅線で、エナメル線などとは異なりそのまま純度が高い状態の銅としてリサイクルできます。

そのため非鉄金属のなかでも取引される価値が高い傾向にある素材です。被膜がついた状態では銅以外が混ざった物質になるため、リサイクルには向かないことから買い取りできない、もしくは買取価格が安くなってしまいます。

被膜を剥がすのは手間がかかりますが、純粋な銅にすることがリサイクルでは大切です。

転用しやすい形になっているピカ線のほうが市場価値は高い

純粋な銅であるということはリサイクルをする場合、さまざまな方法で活用できることになります。

つまり需要が高くなり、買い手が増えるということです。買い手が増えれば市場価値は高くなるので、ピカ線はさまざまな金属系のスクラップのなかでもより高い価格で取引できる素材といえます。

錫引線、いわゆるメッキでてきている線も幅広いリサイクル方法があるため比較的高い設定ですが、やはり純粋な銅線にはなかなか価格はかないません。